五歳の男の子の温かい気持ち.txt

我が家の5歳の息子には、重度の小麦アレルギーがあります。微量の摂取によりアナフィラキシーを起こし、入院してしまうほどです。日ごろから、食べ物に関しては一家で細心の注意を払って生活しているわけですが…。そんな私たち親子にとって、大勢のお友達と集まって遊ぶときなどは、楽しいながらもとても神経を張り詰めて過ごす時間になります。とにかく緊張するのは、おやつの時間。みんなそれぞれ、いろんなお菓子を持ち寄って、お菓子交換が始まるわけですが…。お菓子などは特に小麦を使った製品が多いので、食べられるものを探すことに必死です。というわけで、お友達が配ってくれるお菓子などは、ほとんど息子の食べられないものなのです。キャンディやおせんべいであれば食べられるものもあるのですが、食べられないものはありがたくいただいて私が預かっておく、という状況です。そんな時、ある男の子が、私のところにきてクッキーを差し出し、「リュウくんこれ食べられる?もし食べられなかったら、リュウくんのママが代わりに食べて。そうしたら、リュウくんが食べた気持ちになれるでしょ?」と言ってくれたのです。私は、なんて温かい心を持った男の子なのだろうと、本当に感激しました。その後この出来事をその子のお母さんに報告すると、「うちの子がそんなこと言うなんて!」と涙を浮かべて喜んでいらっしゃいました。親から教えられたわけでもないのに、そんな思いやりの行動ができるなんて!我が子もそんな風に育ってほしいなと思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です